5月のおすすめ本

皆さまいつもお越しいただきありがとうございます。おかげさまで4月8日にオープンして以来、4月は述べ111名の方にお越しいただきました。ありがとうございました。5月もよろしくお願いいたします。

念々堂にあるインドボダイジュですが、葉が落ちてもうだめかと思っていたら、新しい葉が芽吹きあっという間に大きくなってきました。

さて、5月のおすすめ本は『児玉曉洋選集』です。

児玉曉洋師は私の仏教の先生の先生でもある方ですが、2018年5月13日に命終されました。晩年の数年ですがお話を聞くことができました。また『児玉曉洋選集』の編集にも携わらせていただきました。

編集をしながら読ませていたただく中で、先生の素養が仏教に留まらず、哲学や文学など幅広いことに驚かされ、また、ただの仏教の解説書とは異なり、ご自分の生活の問題と社会の問題に呼応する形で熱く語られることに引き込まれていきました。

いちど手に取ってお読みください。

 

もう一つは藤川幸之助さんの『徘徊と笑うなかれ』です。認知症のお母さまを24年介護した児童文学作家の藤川氏が紡ぐ”介護の歌”。認知症の母が教えてくれたことがある——人間が生きるということについて、私たちに問いかける言葉があります。

さて5月からは、いよいよ念々堂の学習会「念々学舎」がスタートします。まずは5月11日(土)14時から、念々堂代表・岸上仁による「医学書では学べない認知症のお話」の第1回(認知症から何を学ぶか/認知症の診断)を開催します。参加希望の方は下のリンクからご予約ください。席に空きがあれば、当日飛び込み参加も可能です。 ぜひみなさまご参加ください。

https://select-type.com/rsv/?id=jeVyN85jA9w&c_id=338666

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