8月のおすすめ本

皆さまいつもお越しいただきありがとうございます。非常に暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。7月も、普段のご来館のほか、各学習会にも多数ご参加いただきありがとうございました。おかげさまで充実した会になっております。

8月は学習会はお休みです。私(代表岸上)はお盆のお参りで少し慌ただしくしておりますので。ご門徒のみなさまにはお参りでお会いするかもしれません。また、8月10日(土)は、念々堂は休館ですが、受念寺では夜7時から「盂蘭盆会」(お盆)のおつとめがあり、私も少しお話しさせていたただきます。ご都合がつきましたら受念寺にお参りください。

さて、8月のおすすめ本を紹介します。8月はヴィクトール・フランクルの『夜と霧』です

フランクルはウィーンに生まれた精神科医です。ユダヤ人という理由でナチスの強制収容所に送りになり、その体験を元に記したのが『夜と霧』です。極めて厳しい状況のなかで、「人間がいかに生きるべきか」ということを、身に迫る”切実な問い”として語りかける書です。

もう一冊は、藤川幸之助氏の『命が命を生かす瞬間』です。5月にも紹介した藤川氏のもう一冊です。

認知症の母を自分が支えていたと思っていたが、自分の方が支えられていた、認知症の母が自分を人間にしてくれた、と藤川はいいます。お母さまを24年介護した児童文学作家の藤川氏が紡ぐ”介護の歌”です。

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